パスのトランジスタレベル・タイミング解析
ChronoVA™/PA
ChronoVA™/CAではSAP技術を応用してトランジスタレベルの解析を行いますが、処理時間の観点から、数百以上のトランジスタを含むような回路ですべてのパラメータを振るような解析は現実的ではなくなります。変動を与えるパラメータが多くなると、応答を求めるためのシミュレーション回数が多くなるからです。そこで、階層的SAP(Hierarchical
SAP)の技術を応用して、クリティカルパスに対してローカル・ランダムばらつきの影響をSPICEレベルで解析するソフトウェアモジュールChronoVA™/PA(Path
Analysis)を用意しました。
ChronoVA™/PAは、既存のSTAから出力されるクリティカルパス情報をもとに、その応答をSPICEを用いてモンテカルロ法と同様に求めます。それにより、SSTAよりさらに精度の高い解析を行うことができます。
ChronoVA™/PAはSPICEを用いたモンテカルロシミュレーションと同等の精度を保ったままでスケーラブルな処理性能を実現します。平均±3σの値を比較すると、モンテカルロシミュレーションに対して誤差は1%以内、また2万回のモンテカルロシミュレーションに対して100倍以上高速という評価結果を得ています。
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